ブエノス・アイレスから南に50km、コルビジェ設計のクルチェット邸を見に隣街ラ・プラタへやってきた。
ラ・プラタは大学を中心につくられた計画都市だ。日本の計画都市では京都、筑波学園都市などが挙げられる。筑波も東京の官庁・研究機関を移すためにつくられた都市だが、規模はラ・プラタが94000haに対し、筑波学園都市は2700haと実に約35倍のスケール差がある。共通するのは計画都市特有の碁盤目状の街区なのだが、計画都市はこれしかないのか?と疑問が湧いてくる。
計画されているだけに緑が豊。一定距離毎に緑が計画的に配置されている。ただ、集落のように自然・地形と対峙し、微地形に合わせたその土地独特の雰囲気や美しさというものはない。合理的で均質な拡がりをみせている。思えば南米にはこういった計画都市が沢山あったように思う。
都市に美しさは必要か?合理性だけあればいいのか?
そんなことを考えていたら、クルチェット邸にたどり着いていた。
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