2019.04.23.世界周遊記 Casa Curutchet(La Plata, Argentina)
ル・コルビジェ設計のクルチェット邸. 歯科医院を併設する住宅で、1階が駐車場と医院・住宅のアプローチ、2階が歯科医院、3階が住居という階層毎のフロアゾーニングがされている. 1〜2階はピロティの中をスロープでくぐり抜け、4次元的に視点誘導が意図されている.
サヴォア邸は周辺を森に囲まれているが、クルチェット邸は建物に囲まれている. コルビジェが言う近代建築五原則をいずれも踏襲されているが、サヴォア邸を郊外型とすると、クルチェット邸は都市型と分類できそうだ. サヴォア邸はゆったりとした敷地なので思想がそのまま形になっているが、クルチェット邸は原理原則だけではなく、周辺の環境から影響を受けて計画が決定されている. 歪で小さな敷地の中で良く「自由な平面、自由な立面、屋上庭園、水平連続窓、ピロティ」の五原則に加え、スロープまで入っているが、見事に処理されていて流石という他ない.
スケッチは3階の屋上庭園. 3層のボリュームを貫く樹木が心地よい木漏れ日空間を作り出している.
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出典:http://corbusier.totalarch.com/curutchet